【家庭菜園】放置しても育つ野菜10選

野菜づくり

 

野菜を育てるためには、土づくり、追肥、雑草取り、脇芽とり、虫除け、・・・などなどいろいろな世話が必要です。
しかし、野菜の中には、そこまで世話をせずに放置しても育つ野菜があります。
この記事では家庭菜園で育てた経験から、野菜の種をまいたあと放置していても、育つ野菜について解説しています。

 

■春まき野菜

①じゃがいも

播種期:3月~4月
植えるもの:種イモ
収穫期:6月

じゃがいもは種イモを植えるときに、マルチや虫よけネットが不要です。芽が出たあとも、虫もつきにくく、病気もなく、放置しても育ってくれる野菜です。

最低限必要なお世話

  • じゃがいもは種イモから芽がでて成長し、根っこに新しい実をつけます。新芽の大きさが15cm~20cmくらいになったら、土寄せします。 土寄せは、じゃがいもの新芽に土を寄せて、新しい実をつける土の空間を広げるための作業です。このお世話をやらないと新しい実ができる空間がせまいままとなるため、収穫量が少なくなってしまいます。
  • じゃがいもは比較的、肥料を好むタイプの野菜と言われています。肥料は鶏糞ですが、成長がゆっくりな場合追肥してあげた方が良い場合があります。

できればやっておきたいお世話

  • じゃがいもは、土寄せする時期に芽かきという作業をします。芽かきは、丈夫で太い茎を残し、生えてきた芽の本数を減らす作業です。芽かきによって、じゃがいもの数は少なくなりますが、1個ずつが大きく食べやすいサイズになります。

 

②ピーマン

播種期:5月
植えるもの:苗
収穫期:6月下旬~9月

ピーマンは苗を植えるときに通常はマルチを張ります。しかし、虫がつきにくいので虫よけネットは不要で、カラスなどの鳥もピーマンは狙いません。
虫もつきにくく、鳥にも狙われず、病気もなく、放置しても育ってくれる野菜です。

最低限必要なお世話
・なし
できればやっておきたいお世話
・苗の植え付け時にマルチを張る。

 

③枝豆

 

播種期:6月
植えるもの:種
収穫期:8月下旬~9月頭

枝豆などの豆類は肥料が多いとうまく育たないため、肥料は基本与えない野菜です。そのため、土づくりの段階で肥料が不要で、芽が出たあとも追肥は必要ありません。虫よけネットは必要ですが、最初に種を蒔いたら、収穫まで何もやることがなく放置しても育ってくれる野菜です。
ただし、収穫のタイミングを逃してしまうと、枝豆が黄色く変色し食べられなくなってしまうため、収穫のタイミングだけ注意が必要です。

最低限必要なお世話

  • 種まき時に虫よけネットを設置する。虫よけネットがないと、ムクドリなどの鳥が種をほじくり返して食べてしまう。
  • 収穫タイミングが狭いので、収穫時期だけ注意する。
できればやっておきたいお世話
・苗の植え付け時にマルチを張る。

 

④とうもろこし

播種期:2月~3月
植えるもの:種
収穫期:5月~6月

とうもろこしは種をまく時期を2月とすることで、大敵であるアワノメイガの繁殖時期を避けて収穫することができます。アワノメイガが大敵であるために防虫ネットが必須ですが、それ以外はあまりやることはなく、放置しても育ってくれる野菜です。ただし、肥料を好む野菜であったり、お世話をしてあげることでより良い収穫が望める野菜でもあります。放置しても育ってはくれますが、受粉の良し悪しによって、粒の詰まり具合に差が出てしまうことがあります。

最低限必要なお世話

  • アワノメイガが大敵であるため、防虫ネットが必須です。
  • とうもろこしは1か所に4~5粒の種をまいて間引きをします。4月に間引きが必要です。
  • アワノメイガはとうもろこしの雄花のニオイに引き寄せられてきます。さらに、雄花はアブラムシもつきやすいため、受粉が終わったら切り取って除去します。

できればやっておきたいお世話

  • 2月~4月はまだ気温が低いため、トンネル(ビニールハウス)で育てると生育が早く大きくなります。
  • 種の植え付け時にマルチを張る。
  • とうもろこしは肥料を好む野菜のため、成長が遅い場合、追肥をします。
  • とうもろこしは根の張りが浅く倒れやすい野菜です。風にあおられるようになったら、株に土を寄せてあげると、根がよく張られ元気に育ちます。

 

シェア畑なら代行プランで月数回の来園で野菜が育ちます

■秋まき野菜

⑤ニンジン

播種期:9月
植えるもの:種
収穫期:1月~2月

ニンジンは虫がつきやすい野菜ですが、食べる部分が根っこなため、虫対策として防虫ネット等は不要です。病気もなく、追肥も必要なく、放置しても育ってくれる野菜です。ただし、種まきの時期は秋雨のじとじとした時期に種をまくほうが、その後の成長がよいと言われています。

最低限必要なお世話
・ニンジンは筋蒔きをします。成長に合わせて、適度に間引きが必要です。
できればやっておきたいお世話
・種まきの時期は秋雨のじとじとした時期に種をまく。その方が、その後の成長がよいためです。

 

⑥空心菜

 

 

 

播種期:9月
植えるもの:種
収穫期:12月~1月

空心菜は虫がつきにくく、病気もなく、追肥もなく、放置しても育ってくれる野菜です。

最低限必要なお世話
・なし
できればやっておきたいお世話
・空心菜は筋蒔きをします。空心菜は食べる部分が茎・葉の部分なので間引きは必ずしも必要ではありません。できれば、成長に合わせて、適度に間引きしておくと収穫作業がやりやすいです。

 

⑦白菜(固定種)

 

 

播種期:9月下旬
植えるもの:種
収穫期:12月~1月

白菜(固定種:松島純二号)はアブラムシがつきやすい野菜です。しかし、種をまき芽が出たあと、気温が下がってくると虫の姿もなくなるため、成長と気温の低下のバランスがいいと、虫がいなくなり、特にやることもなく放置しても育ってくれる野菜です。ただし、白菜は種をまいて芽が出て大きく成長する条件として、種まきのタイミング時期がせまい野菜と言われています。そのため、9月下旬の発芽条件を満たしている時期(概ね2週間程度の間)に種をまきます

最低限必要なお世話

  • アブラムシがつきやすいので、防虫ネットが必須です。
  • 発芽して大きく成長するための種まきタイミングが重要な野菜と言われています。必ず、9月下旬頃の発芽条件を満たす時期に種をまきます。
  • 白菜は1か所に4~5粒の種をまいて間引きをします。10月に間引きが必要です。
できればやっておきたいお世話
・アブラムシが付いたら、アブラムシよけスプレーをまいておく。

 

⑧大根(固定種)

播種期:9月下旬
植えるもの:種
収穫期:12月

大根(固定種:亀戸大根)はアブラムシがつきやすい野菜です。しかし、種をまき芽が出たあと、気温が下がってくると虫の姿もなくなるため、成長と気温の低下のバランスがいいと、虫がいなくなり、特にやることもなく放置しても育ってくれる野菜です。

最低限必要なお世話

  • アブラムシがつきやすいので、防虫ネットが必須です。
  • 亀戸大根は1か所に4~5粒の種をまいて間引きをします。10月に間引きが必要です。
できればやっておきたいお世話
・アブラムシが付いたら、アブラムシよけスプレーをまいておく。

 

⑨ニンニク

播種期:10月
植えるもの:種ニンニク
収穫期:翌年6月

ニンニクは種ニンニクを植えるときに、マルチや虫よけネットが不要です。芽が出たあとも、虫もつきにくく、病気もありません。4月~5月頃は新芽が出てくることがあり、新芽は切った方が実は大きくなります。それ以外は特にやることはなく放置しても育ってくれる野菜です。

最低限必要なお世話
・なし
できればやっておきたいお世話
・4月~5月頃に新芽と言って若く新しい芽が出てくることがあります。新芽はハサミで切った方が実が大きくなります。

■通年まき野菜

⑩パセリ

播種期:通年
植えるもの:種
収穫期:通年
パセリは虫はつきやすい野菜ですが、すべての葉っぱが食べられてしまうことはなく、病気もなく、追肥も不要で、放置しても育ってくれる野菜です。ある程度成長したあとは、茎ごと切り取って収穫しても、新しい芽がどんどん生えてきます。
最低限必要なお世話
・なし

できればやっておきたいお世話

  • アゲハチョウなどのチョウが好んで卵を産み付けます。幼虫はパセリの葉っぱを食べるので、幼虫を見つけたら取り除くようにします。ただし、幼虫の生育時期は暖かい時期のため、パセリの成長も早く、葉っぱ全部が食べられてしまうような食害にはなりません。

 

シェア畑なら代行プランで月数回の来園で野菜が育ちます

■まとめ

  • 数ある野菜の中には、放置しても育つ野菜があります。
  • 春まき野菜では、じゃがいも、ピーマン、枝豆、とうもろこし。秋まき野菜では、ニンジン、空心菜、白菜、大根、ニンニク。通年まき野菜ではパセリ、が放置しても育ちます。
  • ただし、そうは言っても最低限必要なお世話と、できればやっておいた方が良いお世話があります。

 

コメント