栃木 日光 中禅寺湖は、いろは坂を登ったうえに位置する風光明媚な湖です。
中禅寺湖の水は透明度が高くきれいで、地形的に強風となることが少なく、SUPを楽しむ湖として適しています。
この記事では、中禅寺湖にSUPを持ち込んで楽しめるポイントをご紹介します。
中禅寺湖の良いところ
中禅寺湖は栃木県の奥日光にある湖です。東京から車で約３時間、栃木市内からは約70分という距離にあります。
紅葉の名所で有名ないろは坂を登った上にある湖です。
この記事で紹介する、持ち込みSUPの乗り出しポイントはコチラです。
①歌ヶ浜周辺
②イタリア大使館別荘
③中禅寺湖畔ボートハウス
④菖蒲ヶ浜キャンプ村
歌ヶ浜周辺
中禅寺湖の歌ヶ浜は、持ち込みSUPの乗り出しポイントとして使いやすい場所です。
歌ヶ浜第１、第２駐車場という無料の駐車場、きれいな公衆トイレがあり、歩いていける範囲に飲食店もあります。
駐車場から湖面までは落差があるのですが、湖に向かって左方向に歩いていくと、湖水面近くまで降りて行ける場所があります。
ここから、SUPでの乗り出しが可能になっています。
駐車場がとても近いので、SUP以外にもカヤックや釣りボート、ファミリーボートなども乗り出されています。
そのため、ハイシーズンでは混みあうポイントでもあります。
イタリア大使館周辺
中禅寺湖のほとりには、元イタリア大使館別荘と元イギリス大使館別荘の記念館があります。
両方とも現在は大使館別荘としは使われていませんが、記念公園として整備され、内部や周辺を見学することができるようになっています。
イタリア大使館別荘の先まで歩いていくと、SUPの乗り出しやすい浜辺があります。
ただし、近くに駐車場がないので、１番目に紹介した歌ヶ浜の駐車場からSUPを担いで歩いてくる必要があります。
もしくは、歌ヶ浜からSUPで乗り出して、SUPでこちらまで来るということもできます。
中禅寺湖畔ボートハウス
中禅寺湖畔ボートハウスは、昭和20年代に日光観光ホテル（現在の中禅寺金谷ホテル）の付帯施設として、ボートの離発着やリゾート施設として使われいました。
現在は記念館として、当時のボートや写真などの資料が展示されていたり、休憩スペースがあります。
歩いて３分のところに、中善寺金谷ホテルが運営するカフェレストラン「ユーコン」があります。
ボートハウスにはテラス席があり、「ユーコン」でテイクアウトした飲み物や食べ物を食べることもできるようになっています。
「ユーコン」の百年ライスカレーは値が張りますが、まろやかさとコクが両立していて奥深い味わいです。
中禅寺湖畔ボートハウスのとなりに、車で湖岸まで降りられる場所があります。
ここから、持ち込みSUPでの乗り出しが可能です。
この場所は、SUPのレンタルやスクールなどのアクティビティが行われているポイントでもあります。
菖蒲ヶ浜キャンプ村
菖蒲ヶ浜（しょうぶがはま）キャンプ村は、中禅寺湖の北側に位置するキャンプ場です。
テント場とバンガローのある有料のキャンプ場です。
湖岸は砂浜になっている場所が多くあり、SUPの乗り出しに適したポイントです。
宿泊は有料ですが、キャンプとSUPの両方を楽しむことができます。
注意点
遊覧船「けごん」
中禅寺湖には遊覧船の「けごん」がいます。
そこそこの大きさの遊覧船で、「けごん」が近くを通過すると、それなりの航走波が立ちます。
そのため、「けごん」の動きに注意を払い、こっちに向かってくるとわかったら、急いで離脱する必要があります。
下が小石だと、裸足では痛い
中禅寺湖のSUPの乗り出しポイントは、砂浜は少なく、砂利や小石の場所が多いです。
菖蒲ヶ浜キャンプ村の浜辺以外は、ほぼ砂利や小石だと考えた方が良いです。
SUP初心者の人はSUPの上に立つ場合に、裸足の方が立ちやすい（バランスをとりやすい）ことが多いです。
ところが、足場が砂利や小石なので、裸足のまま乗り出そうとすると、かなり痛い場合があります。
なので、濡れても平気なサンダルやマリンシューズを用意しておくのがおすすめです。
5月は釣り客とバッティングする
５月頃は中禅寺湖の釣りが解禁となり、釣り客が多く訪れるシーズンです。
５月の中禅寺湖はまだ肌寒くてSUPするにはまだ早い時期です。
もし、５月にSUPをする場合は、釣り客が多いことを念頭において、釣り客とバッティングしないようにSUPを楽しむ必要があります。