『富士芝桜まつり』は、富士山をバックに80万株もの芝桜が繰り広げる景色を楽しむことができる年に一度きりのお祭りです。
『富士芝桜まつり』は例年、4月中旬~5月中旬の約1ヵ月間です。
冬季ではないものの『富士芝桜まつり』の会場はやや標高の高い場所なので、寒さ対策が必要です。
この記事では、富士芝桜まつりのおすすめポイントや服装(格好)などを紹介いたします。
芝桜とは?
芝桜(シバサクラ)は、別名「ハナツメクサ(花詰草、花爪草)」とも呼ばれる多年草です。
芝桜の花の形がサクラに似ており、枝分かれすることで、芝生のように地面を覆い尽くし密生することから『芝桜』と呼ばれ、観賞用として楽しまれるようになりました。
「富士芝桜まつり」は首都圏最大級の規模で、富士山麓の広大な敷地に80万株もの芝桜が咲き誇ります。
「富士芝桜まつり」の会場からは富士山がとても近いので、富士山と芝桜の2ショットの景色が望めます。
見どころ・おすすめポイントは?
富士山との2ショット
富士山が近くにあるので富士山と芝桜の2ショットの景色が楽しめることが最大のおすすめポイントです。
ただし、天気が良くないと富士山は望めません。
実際、行く途中までは富士山がきれいに見えていましたが、会場に着くと雲が厚くなり、会場から富士山は見ることができませんでした。
広大に敷地に80万株の絶景
一番の見どころは、敷地を埋め尽くす80万株と言われる芝桜の絨毯のような景色です。
以下のような景色が楽しめます!
B級グルメの露店や足湯もあります!
例年、会場には食事処としてB級グルメの露店が並びます。
うどん、そば、ラーメン、やきそば、コロッケ、肉まん、たいやき、ソフトクローム、お団子・・・。
お腹が空いたら、こうした露店で食べるのもありだと思います。
ただし、繁忙期は混雑によりテーブル席がなかなか取れない場合もあります。そのため、露店で食べる場合は、昼前の早めの時間帯に食べてしまうのがおすすめです。
会場内には足湯コーナーもあります。会場は標高900mの高さのため、寒さを感じると思います。少し冷えたな…というときに足湯で温まることもできます。
服装・格好は?
富士芝桜まつり会場のある、山梨県南都留郡富士河口湖町の本栖湖の標高は、900mです。
つまり、思っているよりも標高が高いため、4月・5月の割に肌寒く感じると思います。
冬に来ていた上着を持参するか、中にもう1枚着るなどの防寒対策をしておくことをおすすめします。
さらに、日中太陽が出ているときと、曇り空のときで、体感温度が違ってきます。
なので、天気にあわせて、脱いだり着たりの調整しやすい服装がおすすめです。
ちなみに、2018年5月の東京と河口湖(富士芝桜まつり会場の近隣)の気温は以下の通りです。会場周辺は、5月でも最高気温が10°C前半という日もありますから、忘れずに暖かい服装でお出掛けください。
- 2018年5月の東京と河口湖の平均気温(°C)
1日の平均(°C) | 最高(°C) | 最低(°C) | |
東京 | 19.8 | 24.6 | 15.4 |
河口湖 | 15.2 | 21.3 | 9.5 |
標高が高い分、紫外線にも注意が必要です。日焼けが気になる場合は、忘れずに日焼け止めを準備しておきましょう。
車で行く場合の注意点
車で行く場合は少し注意が必要です。
ホームページに記載がありますが「駐車場は混雑により入場を制限し、周辺の臨時駐車場にご案内する場合があります。」ということです。
繁忙期は会場周辺の駐車場が満杯になった場合、臨時駐車場に車を停めて、そこからシャトルバスで会場に行く方法になります。
駐車場代はかかりますが、シャトルバスの乗車賃は無料なので、臨時駐車場に停めることが嫌でなければ、問題はありません。
特に駐車場を調べずに車で行ったとしても、会場周辺の駐車場が満杯の場合には、誘導係の方が空いている臨時駐車場まで誘導してくれるので、そこまで気にする必要はありません。
周辺の臨時駐車から会場まではシャトルバスで概ね10分くらいの所要時間でした。