長野県富士見町にある「富士見パノラマリゾート」はどのようなスキー場かご存知でしょうか?
この記事では、富士見パノラマリゾートにスキーまたはスノーボードに出掛けてみようと考えている方に参考になるように、ガイドブックには書かれていない特長や魅力、デメリット、道路状況、そのほか気付いたことをレビュー解説しています。
富士見パノラマリゾートの基本情報
富士見パノラマリゾートの基本情報です。
富士見パノラマリゾートの特長
ゴンドラ1本でベースから最上部まで行ける
富士見パノラマリゾートには、8人乗りのゴンドラがかかっています。ゴンドラで麓から頂上部まで一気にアクセスすることができます。
ゴンドラを活用して、効率よくロングコースを楽しめることが富士見パノラマリゾートの最大のメリットとも言えると思います。
標高が高く雪質がいい
富士見パノラマリゾートの最上部は、標高が1,780 mと高い場所にあるため、雪質がいいです。
最上部には天然雪が積もりやすく、前夜に雪が降れば、コース脇で、ちょっとした新雪パウダーコースが滑れたりします。
分離された初心者コース
富士見パノラマリゾートのゴンドラで滑るコースは、上級・中級コースのみになってしまいます。
そのため、初級コースは、ゴンドラで滑るコースとは別のラインに設けられています。
初心者にとっては、中級者・上級者が頂上部から滑ってきて合流してくるわけではないので、自分のペースでゆったり練習しやすいコースだと言えます。
コチラは初級コースの第2ペアリフトのセンターゲレンデです。
スキーしない人はトレッキングできる
富士見パノラマリゾートのゴンドラの山頂駅は、「入笠山(標高 1,955m)にゅうかさやま」の登山口に通じています。
入笠山は、夏季の登山はもちろん、冬季でも登山が可能です。ただし、雪が深い場合には、スノーシュー(西洋かんじき)などの装備が必要です。
入笠山登山でなくても、手前の入笠湿原などを散策するだけでも楽しめると思います。
富士見パノラマリゾートのゴンドラは、わんこも一緒に乗車することができます。
そのため、入笠山の散策に、わんこと一緒に出掛けることも可能です。
富士見パノラマリゾートのデメリット
駐車場からゲレンデまでハードな階段
富士見パノラマリゾートの駐車場は、ゲレンデよりも低い場所にあります。
なので、駐車場からゲレンデまで行くのに、ずっと登り坂で、途中には階段を登らなくてはいけない場所もあります。
これは、立地的なもので、どうしようもないことなのですが、はじめて行くときは、「ゲレンデはまだなの?」と思ってしまいます。
初心者向きコースが限定される?
富士見パノラマリゾートのゴンドラに乗って、頂上まで行くと、滑り下りてくるにはどうしても上級者コースか、中級者コースを通らざるを得ないコースになっています。
そのため、初心者コースは、ゴンドラのあるコースとは分離されて、麓に2つの初心者コースが設けられています。
初心者にとっては上部から中・上級者が合流してくることはない事がメリットです。
しかし、ゴンドラに乗ることが難しいことが、初心者にとってのデメリットです。頂上からは初級迂回コースはないため、ゴンドラで頂上部の景色を楽しんだり、頂上部のレストハウスには行きにくいのです。