スキーゴーグル眼鏡対応モデルの選び方、おすすめ5個

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晴天のスキーではゴーグルの着用は雪目を防ぐためにも必要不可欠です。

しかし、普段から眼鏡を使っている場合に困ってしまうのがゴーグルやサングラスをどう着用するのか?です。

ゴーグルには眼鏡をつけた上から着用できる眼鏡対応」モデルが存在します。

この記事では、「眼鏡対応」モデルの選び方、おすすめゴーグルを解説しています。

■ゴーグル「眼鏡対応」モデルとは?

スキー(スノーボード)のゴーグルには「眼鏡対応」「眼鏡OK」というゴーグルが存在します。

通常のゴーグルとの違いは、眼鏡をかけたままでゴーグルが着用できるようにやや大きめのサイズとなっていること、ゴーグルのフレームと眼鏡のテンプル(つる)が干渉しないように形状がくぼんでいたり、切り込みがあったりします。

ゴーグルに「眼鏡対応」「眼鏡OK」という表示がない場合でも、大きめのゴーグルだと、モノによっては眼鏡をつけたままで着用できてしまうゴーグルもあります。

近年の傾向は、視界を広く確保するためのゴーグル本体の大型化と、大型化することによって眼鏡が入るスペースが生まれるので、視界確保と眼鏡対応を両立したゴーグルが増えてきている印象です。

とはいえ、メーカーが眼鏡をつけたままゴーグルを着用するのであれば、メーカーが眼鏡着用を想定して設計したゴーグルをつけることをおすすめします。

■ゴーグルの種類

レンズ形状の違い

ゴーグルのレンズには「平面」レンズと「球面」レンズがあります。

平面レンズ

レンズを円柱の側面のようにカーブさせた形状 (円柱面) のレンズです。

平面にカーブをつける形状のため、レンズを通して見たときのゆがみをおさえやすい特長があります。

左右方向の視野がややせまくなることがデメリットです。

球面レンズ

レンズを球面のように3Dでカーブさせた形状のレンズです。

平面レンズに比べると、視野を広くできるメリットがありますが、見たときのゆがみが出やすい点がデメリットです。

スキー競技では、わずかなゆがみが勝敗をわけるような競技(アルペンスキー、スキージャンプなど)では、平面レンズが好まれます。

一方で、モーグルやハーフパイプなど、視界を広く見る必要のある競技では、球面レンズが好まれるようです。

レンズの種類と違い

レンズには、普通のレンズ、偏光レンズ、調光レンズの3つの種類があります。

普通のレンズは、良くも悪くもただ単に光を透過させるレンズです。色の濃さやミラーによって、通過する光の量をおさえ、まぶしさを軽減してくれます。

偏光レンズは、雑光を遮断し、レンズに対して光の入射する方向を揃えてくれる働きをしてくれるレンズです。

たとえば、晴天時の雪面上では、太陽からの光と雪に反射して目に入る光があり、一方向からの光に揃えることで、スッキリした印象になり、雪面の凹凸が見やすくなります。

調光レンズは、レンズに当たる光の量(明るさ)によって、レンズの曇り具合が変化するレンズです。

晴天時はレンズの色が濃くなり、ナイターでは逆に薄くなる、といった機能があります。

■ゴーグルの選び方

ゴーグルを選ぶときのポイントを解説します。

①レンズ

前に解説したレンズ形状やレンズの機能を好みで選びます。

「球面」レンズの光のゆがみについては、通常のスキーでの使用であれば、ほとんど気にはなりません。

「平面」レンズの視界のせまさについても年々改善されてきており、「球面」か「平面」かは、使う人の好みで選んでもいいレベルです。

②色、色の濃さ

ゴーグルの色の濃さは、可視光線(目に見える光)の透過度のことです。
色が濃い場合は、晴天では眩しさが抑えられ見やすいものの、曇り空では暗くなって見ずらい場合があります。

逆に、色が薄い場合は、曇り空やナイターは見やすいものの、晴天時にはちょっと眩しい場合があります。

なので、日光の眩しさをどれくらい抑えたいか、晴天時をメインに使うのか、ナイターで使うことが目的かによって、色の濃さを選びます。

曇り空やナイターで、ゴーグルが暗すぎて見ずらい場合は、ゴーグルをはずすこともできます。
なので、よくわからない場合は、やや濃い目のカラーを選択することをおすすめします。

③バックルの有無

バックルはゴーグルのバンドを2つにはずしたり、つなげたりするための部品です。

バックルありとなしのゴーグルがありますが、「バックりあり」をおすすめします。
その理由は、ニット帽などの帽子をかぶっている状態でのゴーグルの着脱が、断然「バックルあり」の方がやりやすいからです。

④アジアンフィット

外国メーカーの場合、頭・顔の形が日本人と異なるため、微妙にゴーグルがフィットしないということがあります。

そのため、外国メーカー、外国ブランドの場合には「アジアンフィット」などのようなアジア人(日本人)向けのモデルを選ぶようにします。

逆に、日本のメーカー・ブランドの場合、日本人の顔にフィットする設計になっているため、この点は安心ができます。

⑤ヘルメットとの相性

ヘルメットをかぶる人、これからかぶることを検討している場合は、ゴーグルとヘルメットが干渉しないことも考慮しておく必要があります。

なお、最近は滑走中の安全を考慮して、ヘルメットを着用する人が増えてきました。

日本ではまだまだヘルメット文化は浸透していませんが、外国ではヘルメット着用はほぼ普通になっているようです。

■おすすめ「眼鏡対応」ゴーグル

AXE(アックス)は日本のアイウェアメーカーで、リーズナブルで高品質なコスパのいいゴーグルを生産しているメーカーです。

くもり止め加工が施された球面(平面)のダブルレンズ(普通のレンズ)です。

モデルが女性ですが、型番が800番台なので、男女兼用モデルになります。(AXEのレディースモデルの型番は600番台)

レンズカラーが「ピンクミラー」ですが、見た目にはほとんどピンクとわからないレンズ色です。

ピンクとしていることで、可視光透過率60%を確保し、明るく見えることを重視しています。

AEX(アックス)スキー・スノーボード眼鏡対応ゴーグル AX830-WCM
AXE(アックス)
¥5,900(2024/12/05 20:34時点)
商品名:AXEスキー・スノボーゴーグルAX830-WCM レンズ:球面ダブルレンズ フレームカラー×レンズカラー:ブラック×ピンクミラーホワイト×ピンクミラー

球面ミラーレンズ(普通のレンズ)でバックルあり、アジアンフィットモデルのお手頃なゴーグルです。

FILAは日本のメーカーではありませんが、アジアンフィットモデルということで選びました。

SWANS(スワンズ)は日本の山本光学が展開しているアイウェアブランドです。

レンズの種類を「調光(明暗が自動的に変化)」「偏光(凹凸を見やすく)」の好きな方を選ぶことができます。

アンチフォグと呼ばれる、ゴーグル内部の水蒸気を吸収し、くもりにくくする技術が搭載されている高機能ゴーグルです。

DICE(ダイス)は日本の山本光学が展開しているアイウェアブランドです。

調光レンズを採用したゴーグルで、SWANSブランドと同様に、ゴーグル内部の水蒸気を吸着することで曇りを防止する高性能モデルです。

OAKLEY(オークリー)はアメリカのスポーツアイウェアブランドです。明るさの違う2枚のレンズが付属し、天気にあわせてレンズ交換できるゴーグルです。

OAKLEY(オークリー)スノーゴーグル AIRBRAKE 眼鏡対応
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■まとめ

スキーゴーグル眼鏡対応モデルの選び方
  • ゴーグルには眼鏡をかけたままで着用することを想定した「眼鏡対応」「眼鏡OK」モデルが存在します。
  • ゴーグルの種類として、レンズ形状の違いや、レンズ機能の違いがあります。
  • ゴーグル選びのポイントは、①レンズ、②色、色の濃さ、③バックルの有無、④アジアンフィット、⑤ヘルメットとの相性に注意して選ぶようにします。
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