登山用品店やアウトドアショップに行ってみると、「ミレー(Millet)」というブランドはよく目にすると思います。
でも、ミレーがどんなブランドなのか詳しくは知らないという方のために、この記事ではミレーがどんなブランドなのかを解説しています。
■ミレー(Millet)の歴史
ミレーの歴史は随分と古く、1921年(大正10年)にマルク・ミレー夫妻により、フランスのサン・フォン(Saint-Fons)にて創業とされています。
創業当初は、登山とは関係のないキャンバス生地のトートバッグの製造を行っていたようです。ミレーのスペルは「Millet」ですが、フランス語で「ミレー」と発音します。
ちなみに「Millet」の意味は「粟(あわ)」です。
その後、1945年(昭和20年)から登山用品の開発にシフトし、登山用バックパックの開発を開始しました。1950年(昭和25年)、ミレーのバックパックである「アンナプルナ50」を装備した登山家2名がアンナプルナ(8,091m)に世界初の登頂を成し遂げました。
1964年(昭和39年)にナイロン素材を使用した初のバックパック「シェルパ50」を製造。
1977年(昭和52年)には、Gore-Tex被膜を使用した高機能ダウンやパーカーを製造。この頃のミレーは世界に先駆けて新しい素材や技術を導入し、最先端の製品を生み出していました。
飛んで1995年(平成7年)に、ラフマ(フランスの総合アウトドアスポーツメーカー)の傘下に入る。
ミレーの歴史はとても古く、アウトドアメーカーの老舗と言えます。
経営上は上記の通り、1995年にラフマの傘下に入りましたが、その後もミレーブランドとして継続しています。
■ミレー(Millet)の特長
ミレーというブランド(メーカー)の特長は以下の通りです。
■おすすめのミレー(Millet)の製品
ミレー(Millet)は、バックパック(ザック、リュック)、登山ウェア、登山靴、登山小物などの様々な登山用品を製造しています。
中でも特にバックパック製品に対する人気や評価が高いように思います。
そこで、ミレーのバックパックの中で、おすすめの製品を紹介します。
[ミレー(Millet)] バックパック サース フェー 30+5(SAAS FEE)
「サースフェー」はミレーの定番、代表作とも言えるバックパックです。
登山用のバックパックとすぐにわかるデザイン、機能的な作りがされています。
容量ごとに細かくラインナップされており、レディースモデルもあります。
30+5リットルは、目安として日帰り登山に適したサイズです。
[ミレー(Millet)] バックパック サース フェー 40+5(SAAS FEE)
上記のミレーの定番とも言える「サースフェー」の 40+5 リットルモデルです。
40+5リットルなので、目安として山小屋を利用する1泊登山に適したサイズです。製品名に「LD」や「W」と記載される女性向けのモデルもあります。
特に何も記載のない男性用モデルでも、同じリットルでMとLがあります。MとLではザックの背面長が異なるため、選ぶ際には注意が必要です。
[ミレー(Millet)] バックパック サース フェー 40+5 W(SAAS FEE)
[ミレー(Millet)] バックパック サース フェー NX 50+(SAAS FEE)
上記のミレーの定番とも言える「サースフェー」の 50 リットルモデルです。
「NX」と付くモデルは、2024年にロゴデザインが一新された製品です。
50リットルなので、目安としてテント泊での1泊登山や、2~4泊の山小屋泊登山に適したサイズです。こちらも製品名に「LD」や「W」と記載される女性向けのモデルもあります。
[ミレー(Millet)] バックパック サース フェー NX 50+ W(SAAS FEE)
■ミレー公式オンラインショップ
ミレーの製品が欲しいけれど、近くに売っている登山用品店がない場合は、オンラインショップで探してみるのがおすすめです。
公式ショップなら、バックパックはもちろん、アウターから帽子・手袋などの小物まで取り揃えられています。
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