長野県の「ピラタス蓼科スノーリゾート」。
標高2,000m以上の高度による粉雪のようなサラサラ雪質の天然雪が魅力のスキー場です。初心者や家族連れでも滑りやすいコースが多く、混雑も比較的少なめ。ゆったりマイペースにスキー・スノボを楽しみたい人にぴったりのゲレンデです。
スキー場には珍しく100人乗りのロープウェイが設置されており、山麓駅から山頂駅まで約7分で運行されています。
この記事では、ピラタス蓼科スノーリゾートの魅力やゲレンデ情報はもちろん、雪質・ランチ情報・お得なリフト券・気になるポイントなどを、スキーを通した実体験をもとに詳しくまとめました。
これから行こうか迷っている方や、初めて訪れる方の参考になる情報盛りだくさんです。
基本情報

ゲレンデ紹介
ピラタス蓼科スノーリゾートは麓でも標高が 1,760m と比較的高い位置にあるスキー場です。
ピラタス蓼科スノーリゾートは、北八ヶ岳連峰・北横岳の山腹に広がるゲレンデを持つスノーリゾートです。ロープウェイで標高2,200m超の山頂エリアへ一気にアクセスでき、北八ヶ岳らしい原生林と穏やかな山容に囲まれた中でスキー・スノーボードを楽しめます。
北横岳周辺は、冬でも比較的安定した気象条件に恵まれ、雪山トレッキングやスノーシューの人気エリアとしても知られています。ゲレンデ上部に隣接する「坪庭」エリアは、冬山初心者でも挑戦しやすいフィールドで、スキー・スノーボードを楽しむ人と、静かな雪山を歩く登山者が同じ山域を共有しているのも、この場所ならではの特長です。
スキーゲレンデは、北横岳の裾野に広がる自然地形を活かしたレイアウトが特長。ワイドで見通しの良いバーンが多く、初心者やファミリーでも安心して滑走できます。一方で、標高の高さが生む締まった上質な雪質は、中・上級者にとっても滑りごたえ十分。「滑る楽しさ」と「冬山の雰囲気」を同時に味わえる、山岳リゾートならではのゲレンデです。

こちらは「かもしかコース(中級者)」をロープウェイから撮影した写真です。
木々の間を通る林間コースになっています。
コース上に人工降雪機(スノーマシン)は見当たらないので、オール天然雪ということになります。


スーパークワッドリフト乗車中の写真です。左手が「しらかばコース(中級者)」、右手にはロープウェイが見えます。

こちらも「しらかばコース(中級者)」
リフト沿いに適度な中~緩斜面が続きます。

こちらは「石楠花コース(中級者)」の上部。
コース脇にコブ斜面があります。

こちらは「テクニカルバーン(上級者)」を上から見下ろした写真です。


名物ロープウェイ
ピラタス蓼科スノーリゾートはスキー場の索道としては珍しい100人乗りのロープウェイがあります。
山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)までの高低差466mを約7分で運行しています。
スキーやスノーボードは着脱して手に持って乗車するため、リフトと違って乗り降りの際の転倒の危険性はありません。
ただ、注意点もあります。
運行間隔が20分間隔、100人ずつ乗り降りするため、待ち時間が少しあります。
ロープウェイの車内はイスは端っこにわずかにある程度で、ほぼほぼ全員が立った状態で発車します。
スキーやスノーボードは手に持った状態のまま、立つことになります。
それから、山麓駅も山頂駅も階段を登る動線になっています。
スキーやスノーボードを手に持ったまま階段を登る必要があります。
なので、子どもや筋力がない女性はフォローがないとやや辛いかもしれません。


ロープウェイ山頂駅・坪庭
ロープウェイ山頂駅は標高2,237mで、北八ヶ岳「坪庭」と言う場所になります。

ごらんの通り、坪庭には冬山登山を楽しむハイカーたちも訪れます。なので、ロープウェイにはスキーヤー・スノーボーダーのほかに冬山登山を楽しむ登山客たちも利用します。

土日祝を中心に、冬山登山を楽しむ人も多く、「坪庭」は朝から賑わいます。


さらに、ロープウェイの山頂駅には、展望台と喫茶「山のカフェ2237」があります。
展望台からは、中央アルプス(木曽駒ケ岳、宝剣岳など)や南アルプス(仙丈岳、甲斐駒ヶ岳、北岳など)の眺望が楽しめます。

お昼ごはん&カフェ
ピラタス蓼科スノーリゾートの山麓部にはレストランが3ヶ所あります。
ロープウェイの山頂駅に喫茶「山のカフェ2237」があるので、合計4ヶ所のレストラン・喫茶があります。
ここでは、山麓部のレストラン3つをご紹介します。
スカイレストラン
スカイレストランはロープウェイ乗り場のある建物と直結しているレストランです。
建物自体がゲレンデの端っこの方にあるためか、お昼どきでも空いている印象です。
実際、このあとに紹介する「センターハウスレストラン」で空席がなく混雑していたため、スカイレストランに移動してみたところ、意外とガラガラでした。
メニューは、ハンバーグ、カレー、パスタ、ソースかつ丼などあります。

ここで、オーダーしたのは、信州名物「山賊焼き」
ごはん、おかず、サラダが付きます。お味噌汁はないことがやや物足りないものの、この山賊焼きがニンニクの風味が効いていておいしかったです。

センターハウスレストラン
ラピッドトリプルリフト乗り場、キッズエリア近くにあるレストランがセンターハウスレストランです。
子ども向けエリアが近いため、お子様連れのファミリー層が多く利用している印象です。
ゲレンデからアクセスしやすい場所にあるため、お昼時間前から混雑気味になるレストランです。
メニューは、カレー・パスタ・信州サーモンフライ・ポークカツ・ラーメン系です。


スカイラウンジ
スカイラウンジのメニューはハンバーガー、ヴィーガンな人向けのメニュー、コーヒーや有機果樹ジュース、そして人気のドーナツなどがあります。
「スカイ」という名の通り、店内からはゲレンデが眺望できます。


お得なリフト券
首都圏方面からピラタス蓼科スノーリゾートに行くためには中央道を利用することになります。
最寄のICは「諏訪南IC」ですが、首都圏方面から向かう場合の手前に「双葉SA」があります。
その「双葉SA」で、\1000円割引きで特別前売券を購入することができます。
「双葉SA」で購入するときの注意点は、クレジット決済が不可で、現金払いのみということ。
それでも、1日券を現地で購入する場合よりもお得に購入することができます。
特別前売券は、ピラタス蓼科スノーリゾートのリフト券売り場で1日券と交換することができます。
※下記は先シーズンのもの。今シーズンは少し料金が上がっています。


こども、ペット
ピラタス蓼科スノーリゾートではキッズパークがあり、入場が無料となっています。
「スノーウォーカー(有料)」と呼ばれる、こども・初心者用のベルトコンベアーのようなもので登れる設備があります。
犬連れにはうれしいワンちゃんお留守番ハウスがあります。

デメリット・気になるところ
ロープウェイに乗るとき、そして、ロープウェイから降りてゲレンデに出るまでに、かなり階段を登ります。
スキー靴の場合、階段を降りるよりも登る方が自然な足の動きになるので登りやすいところはあります。
しかし、スキーを手に持って、それなりの階段を上がるのは、けっこうしんどいのです。
なので、子どもや筋力がない女性はフォローがないとやや辛いかもしれません。
、という点が気になりました。
アクセス・道路
中央自動車道 諏訪IC から約25〜40分、諏訪南IC から約 分ほど(ビーナスライン経由)でピラタス蓼科スノーリゾートに着きます。途中から標高が高くなるため、山道の走行が含まれます。
冬季(特に12月〜3月)は標高が高く、路面に雪や凍結が出やすい区間があります。公式でもスタッドレス装着を推奨しています。
スキー場周辺やビーナスラインは主要ルートなので定期的に除雪されていますが、当然ながら、天候急変で積雪・アイスバーンが残る区間が出ることもあります。
山麓部でも標高が高いため、スキー場までの道路の積雪量も多い印象です。
個人的にはスタッドレスタイヤは必須、できればチェーンも準備しておけば安心という感じです。

まとめ
ピラタス蓼科スノーリゾートのすぐ近くにはペンションが集まったペンション街もあります。近隣のホテル、お宿はこちらから検索できます。
ピラタス蓼科スノーリゾートのリフト券の割引き特典のあるプランもあります。

