高尾山は世界一の登山客が登る山として有名です。
高尾山周辺には自然あり、グルメあり、温泉ありと、非常に人気の観光スポットとなっています。
そんな、高尾山をはじめて登る方に高尾山の登り方として、おすすめポイント、登山ルート、登山の服装(格好)を紹介いたします。
高尾山の基礎知識
高尾山は東京都西部に位置する標高599mの山です。
山の種類は地殻運動によって形成された山に分類され、火山性の山ではありません。
春夏秋冬の季節を選ばずに登山が可能で、年間の登山客は270万人!で日本一いや、世界一登山者客の多い山となっています。あのミシュランガイドに載ってからさらに登山者が増加しました。
ふもとから山頂までの登山ルートが多数あることも特長で、一番簡単なルートは歩道が整備されているため初心者でも無理なく登れる山です。
では、高尾山にはどんなおススメポイントがあるのでしょうか?
高尾山の魅力、おすすめポイント
1.新宿から電車1本アクセスがいい
高尾山の登山口の最寄駅は、京王線『高尾山口』駅です。新宿から1本で、約1時間で行くことができます。
都心から1時間で行けるアクセスのよさが高尾山の人気の理由のひとつです。
2.名物とろろ蕎麦をはじめとした豊富なグルメ
高尾山周辺は『とろろ蕎麦』という、蕎麦の上に山芋をすったとろろをかけたお蕎麦が有名です。とろろ蕎麦以外にもいろいろあって、ラーメン・ピザ・だんご…など高尾山の登り口周辺にはたくさんの食べ物屋さんがあります。
3.登山ルートが充実。初心者向けのルートも。
6号路(やや上級向き):上り/90分 下り/70分
4.疲れを癒す温泉施設もできて言うことなし
高尾山の登山口の最寄駅の高尾山口駅には「極楽湯」という駅直結型の温泉施設があります。
2015年にオープンした比較的新しい施設で、疲れを癒すにはもってこいの温泉です。
駅近のため、帰りに立ち寄りたくなる人気スポットです。
高尾山登山の格好(服装)は?
高尾山の場合、どの登山ルートを登るのかによって服装が変わります。
例えば、初心者でも登れる1号路であれば季節相応の普段の動きやすい服装で全然登れます。動きやすい服装というのは例えば、Tシャツ⇒ネルシャツ⇒パーカー、のような服装です。
登山は体温調節がやりやすいように脱いだり着たりがやりやすい格好がおすすめです。
靴は、上り坂、下り坂を歩くためトレッキングシューズがあれば歩くには楽です。が、1号路は道がアスファルトで整備されている区間が多いので普通にスニーカーでも登ることはできます。
ただし、スニーカーの場合靴の裏の溝がない靴は濡れた地面で滑りやすいため注意です。ズボンはジーパンでも全然登れなくありませんが、汗を吸収してくれなかったりストレッチ性がないので、チノパンや柔らか素材のズボンの方がおすすめです。
上半身は、普段の格好で十分ですが、季節により寒さに備えて長袖を準備しておくのがよいでしょう。
6号路を行きたい場合は、6号路は完全な山道なので、靴はトレッキングシューズ、ズボンは登山用のズボンがおすすめです。
持ち物リスト
高尾山の登山は日帰りで十分行けるため、荷物は標準的です。
- リュックサック、ナップサック
- 水筒(ペットボトル)
- 食べ物
お弁当(現地のグルメを食べるという手もあります)
お菓子(行動食としてすぐに食べられる食べ物) - 汗拭き用タオル
- ゴミ袋
- 帽子
- 日焼け止め(夏や春・秋・冬の晴天時)
- 雨具、降り畳み傘(天気を見て判断)
- 健康保険証
- 携帯電話、お金
ふもとまでの行き方
車でアクセスする方法と、電車(最寄駅は京王線)があります。繁忙期の高尾山はとても混雑するため、車より電車をおすすめします。
どうしても車で、という場合は朝早めに到着することをおすすめします。車の場合、高尾山口まで来るのではなく、京王線の1駅手前の高尾周辺に車を泊めて1駅電車で来る、という手もあります。
ちょっぴりデメリットも
高尾山は大人気の観光スポットのため、新緑や紅葉などの行楽シーズンの週末は大変混雑します。その混雑の様子は以下の記事でも紹介しています。