高尾山は世界一登山客が多い山として有名です。
年間を通して登山できる山ですが、紅葉シーズンの週末や連休ともなれば一段と混雑します。
この記事では、世界一登山客の多い山が混雑のピークとも言える、紅葉シーズンの週末の様子について、リポートします。
高尾山口までの行き方
高尾山までは京王線で行きました。
新宿から約1時間で、京王線「高尾山口駅」で下車します。
時期的に紅葉シーズンのまっただなかということで、電車内は登山客でまあまあ混雑していました。
電車を降りてみると駅構内はけっこう混雑しています。
駅のトイレで用を足そうとしましたが、既に駅のトイレは長蛇の列ができておりました。そのため、ここは諦めて先を目指すことにしました。
トイレの長い列
しばらくは都内の通勤ラッシュ時に駅の階段を登るかのように、とても混雑した群衆が人の隊列をつくり登っていきます。
しばらく行くと、高尾山のゴンドラ乗り場が見えてきました。
ゴンドラ乗り場にあるトイレで用を足そうとしたら、なんと、先ほどの駅よりも長蛇の列ができておりました。
そのため、ここは諦めてさらに先を目指します。
1号路(表参道コース)
高尾山の登山ルートはいくつかありますが、今回は人の波に任せて、1号路(表参道コース)で登ることにしました。
あいかわらず前後左右は、都内の通勤ラッシュのような隊列です。
高尾山の中腹にあるゴンドラの降り場まで登ってきたところで、トイレの我慢が厳しくなってきました。
トイレを探すとやはり長蛇の列ができています。だけど、さっきの列よりも短い!なので、ここで並ぶ事にしました。
でも、結果的にはここで1時間半も並びました。
なぜなら、お便器の数が少なくて、進みにくかったから。。
薬王院
高尾山には「薬王院」という、寺院があります。
さる園、たこ杉を通り抜けた先に、薬王院があります。
薬王院の手前では、登山道の道幅が狭くなってくるために、登る人の流れと下山する人の流れが重なってしまい、なかなか前に進むことができません。
さらに、お団子屋、お土産屋などのお店もあることで、薬王院の手前が混雑度MAXという感じです。
仕方なく、流れに身を任せて、ちょっとずつちょっとずつ前に進んでいく感じです。
薬王院の境内に入り、ぱっと木々に目を向けると、もみじが赤く色づいていました。
薬王院でお参りしたいところですが、境内方面はまったく前に進むことができません。
参拝客でごった返しており、とうとう一歩も前に進まなくなってしまいました。
しぶしぶお参りは諦めて、山頂を目指します。薬王院をあとにすると、その先の山道は、人が減ってきており、だいぶ歩きやすくなってきました。
高尾山 山頂
このまま歩くと、時間的に山頂でお昼がちょうど良さそうです。
山頂で休憩&昼ごはんを予定していましたが、山頂の人の多いこと。ゆっくり休憩できるスペースはありません!
ここは、渋谷のスクランブル交差点なんだろうか…というくらい人が大勢いらっしゃいます。それも、ほとんどの人が立ったままで、誰も座って休憩できるスペースがないほどなのです。
そのため、山頂でのお昼休憩はあきらめて、下山することにしました。そして、下山の途中で、スペースが見つかったらお昼休憩をとることにしました。
4号路
下山ルートは、4号路吊り橋コース、を選択しました。
4号路の途中には、このような吊り橋があります。
しばらく下ると、開けた場所を見つけたので、お昼休憩にします。
山で食べるごはんはまた格別。
やっと自然を感じる心の余裕がでてきました。
下りも山の麓に近づくに連れて、だんだんと混雑してきました。
ふもとでは通勤ラッシュさながらです。
極楽湯
登山の後は温泉に行く予定にしていました。
最近新しくオープンした温泉施設があるのでそこに行くことにしていました。
京王高尾山温泉 極楽湯
場所は京王高尾山口駅のすぐ近くです。
「絶対に混んでいるだろう」と予測はしていましたが、着いてみると、人数オーバーの調整の入場規制により入ることもできません。
整理券をもらってしばらく待つこと20分、ようやく入れました。
僕らが行った2016年秋にできたばかりなので清潔、きれいです。
館内に入ってしまえば、混み具合も入場規制のおかげで、それほど気になりません。
温泉で登山の疲れを癒し、早めの夕ごはんを食べて帰路につきました。
帰りの電車は爆睡でした。
服装・装備
今回の高尾山登山は、以下の服装と装備で行きました。
- 帽子
- リュックサック
- トレッキングシューズ
普段のスニーカーでも大丈夫ですが、あると歩くのがラクになり、疲れないと思います - 靴下
- インナーシャツ
- 服装
けっこう寒いですが、歩くと暑くもなります。
そのため、手軽に脱いだり着たりできる服装がおススメです。 - 汗拭きタオル
後日談
我々が高尾山に登った、翌々週に高尾山に家族で登った同僚の話しが聞けたので更新します。
同僚が登ったのは、11月18日の日曜日。
やはりまだまだ行楽シーズンとあってものすごい人だったそうです。
11月下旬となり寒さが増している時期になっても、高尾山の登山客はまだまだ多いようです。