THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)とはどんなブランドなの?

THE NORTH FACE ノースフェイス どんな ブランド アウトドアグッズ

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THE NORTH FACE』(ザ・ノースフェイス)というアウトドアブランドをご存知でしょうか?

この記事では、THE NORTH FACEをよく知らない人向けにノースフェイスの歴史や企業風土、THE NORTH FACEのすごいところ、おすすめのアウトドアグッズを解説しています。

■The North Faceの基礎知識

  • 所在国、所在地域:アメリカ、カリフォルニア州アラメダ。
  • 創業:1964年(昭和39年)
  • 日本法人の所在地:日本にはTHE NORTH FACEの日本法人は存在していません。その代わり、ゴールドウィンがTHE NORTH FACEとライセンス契約をしています。ゴールドウィンが、THE NORTH FACEブランドとして、日本人の体型や好みに合った製品創りをしています。
  • 直営ショップ:北は北海道、南は沖縄まで日本全国に98店舗が展開されています。直営ショップ以外でも、総合スポーツショップやアウトドア用品店などでも取り扱っています。
  • 『THE NORTH FACE』の意味:ノースフェイスとはアルプスの山の北側の岩壁を意味しています。北側の斜面は日光が届かず昼でも見通しが悪く、路面が乾きにくく滑りやすい足場で、さらに、気温も上がらないので寒さが厳しい、登山において最も登攀が難しいルートだとされています。THE NORTH FACEのブランド名には、最も征服が困難なルートでも登山者をサポートできる質の高いギアであり、たとえ困難な道のりであっても決して冒険をやめない、という信念がこめられています。

■THE NORTH FACEの歴史

THE NORTH FACEは、1964年(昭和39年)にアメリカ、サンフランシスコで創業しました。

創業者はダグラス・トンプキンスと当時の妻のスージー・トンプキンスで、創業当初は通信販売と小売業として、ロッククライミング用品やキャンプ用品を販売していました。

そして、創業から2年後の1966年(昭和41年)に、一番最初のTHE NORTH FACEのショップがサンフランシスコのノースビーチにオープンしました。当時は、バックパックとスキー用品を扱う比較的小さなショップでした。

さらに、その2年後の1968年(昭和43年)ダグラスはケネス・ハップ・クロップに株式を売却するという形でTHE NORTH FACEを引き継ぎます。
後にケネス・ハップ・クロップは、ダグラスのことを「美意識とデザインセンスが高く、自然保護に熱心だった。それが、THE NORTH FACEに受け継がれていて伝統になっている。」と語っています。

ケネス・ハップ・クロップはまず現在のTHE NORTH FACEのロゴマークを作りました。そして、内部にアルミフレームを搭載したバックパックを設計・製造します。当時から、The North Face では独自性のある製品創りを目指していました。

1966年(昭和41年)に、ダウンジャケット(ダウンパーカー)の原型とも言われるシェラ・パーカーを発売します。 これはダウンジャケットやマウンテンパーカーと呼ばれる世界中の製品の原型と言っても過言ではありません。

1975年(昭和50年)には、世界初のドーム型テント「オーバルインテンション」を開発します。「オーバルインテンション」は、建築家にしてデザイナー、 さらに哲学者でもあったリチャード・バックミンスターフラー博士が提唱したジオでシック(測地線)ドーム理論を具現化したテントです。ジオデシック構造は、複数のポールでよりたくさんの交差点を作ることで最小の面積で最大の容積と強度を得られる構造で横からの風に最も強い構造です。1976年(昭和51年)のイギリス・カナダ合同隊によるパタゴニア遠征では時速200kmとも伝えられる暴風雪に従来のテントが吹き飛ばされていく中で「オーバルインテンション」だけが吹き飛ばされなかったというエピソードもある程です。
現在ではテントの主流はドーム型テントとなっていますが、ドーム型のテントを最初に開発したのが「THE NORTH FACE」だったのです。

THE NORTH FACEは2000年(平成12年)にアメリカのVFコーポレーションに買収されました。VFコーポレーションは、ジーンズのLeeやスニーカーのVansを抱えている総合アパレルメーカーです。

■THE NORTH FACEの特長は?

▽生涯保証

高価な製品ならば、生涯使える製品であるべきで、それは結果的に装備の消費量を減らし、自然環境の保護につながっていくとの考え方で、自社製品に生涯保証をつけるようになりました。

この保証制度は現在でも「THE NORTH FACE 保証制度」として存在します。具体的には以下の条件で保証されています。

  • 製品が通常の使用において機能が損なわれたり、破損した場合は製品の機能回復に対して最良の方法を検討し、当社基準価格にて修理をしてくれる。
  • 生地や構造上の欠陥が原因の場合は、修理代金は一切不要である。
  • ソックスやアンダーウェア等の消耗品、および経年変化による退色や劣化は対象外である。
  • 製品の状況によっては修理ができない場合もありえる。

▽「Nover Stop Exploring(冒険をやめてはいけない。)」

1970年頃のアメリカのキャンプ用品では重すぎて人々が自由に冒険できないことを解決したかった。それが、THE NORTH FACE「軽くてシンプル」というコンセプトにもつながっています。

▽店舗ごとにお店の個性がある

THE NORTH FACEの直営店舗は全国に約100店あります。THE NORTH FACEの店舗の特長はお店ごとにコンセプトや販売製品が違っているお店があるということです。

たとえば、「THE NORTH FACE FLIGHT TOKYO」では、トレイルランニングに特化した店舗になっており、トレイルランニング向けのギアやアイテムを専門に取り扱っています。「THE NORTH FACE MOUNTAIN」では、登山用品の中でも高度なテクノロジーを搭載した高機能商品群「SUMMIT SERIES(サミットシリーズ)をはじめとした、より専門性の高い登山製品を中心としています。

▽カラーは黒系が多い

THE NORTH FACE の製品は黒を基調としているモノが多いのも特長です。

THE NORTH FACE のロゴマークも黒のみのシンプルな色で表現されていることが多く、製品のデザインに反映されているのかもしれません。

THE NORTH FACE ノースフェイス ロゴマーク

■日本のゴールドウィンとライセンス契約

ゴールドウィンは、THE NORTH FACEとライセンス契約している日本のメーカーです。

ゴールドウィンはTHE NORTH FACEをはじめ、エレッセやダンスキン、カンタベリー、などの海外のアウトドア・スポーツブランドとライセンス契約し、スポーツウェアや用品を製造している国内メーカーです。

さらに、海外ブランドだけではなくゴールドウィンの名で自社ブランドの製品も創っています。

海外ブランドのコンセプトやエッセンスをそのままに、日本人の体型や日本の風土にあうような製品を設計・製造しています。

■THE NORTH FACE のバックパック

コチラの記事で、THE NORTH FACE のバックパックを紹介しています。

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■まとめ

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)とはどんなブランド?

  • THE NORTH FACE はアメリカ発祥の登山・アウトドア製品を開発しているブランド
  • 日本ではゴールドウィンがTHE NORTH FACEとライセンス契約し、アメリカからの輸入製品の他、ゴールドウィン独自の製品開発も行っています。
  • THE NORTH FACE は「THE NORTH FACE 保障制度」に表れるように製品に対する強い品質目標があります。
  • THE NORTH FACE の実店舗には個性的なお店が多く、行くだけで楽しめます。

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