真夏の炎天下での通勤の汗の対策!登山ウェアの活用方法!

夏 通勤 汗対策 登山ウェア 活用 アウトドアグッズ

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夏の炎天下での通勤でかく、大量の汗。

その後、エアコンの効いた室内での急な汗冷え。

こうした真夏の通勤の汗対策として登山用のインナーウェアを活用してみてはいかがでしょうか。

この記事では汗対策として優れている登山用のインナーウェアの利点や選び方などを解説しています。

「夏の通勤」と「登山」はどう関係するの?

都市部の真夏の通勤、それはまさに標高1000m級の登山と同じ状況になります。

なぜなら、エアコンの効いた室内を25℃と仮置きすると、それは、ちょうど8月頃の1000m級の山の山頂での気温に相当するからです。平地の気温を32℃とすると、海抜1000mでは約25℃になります。

暑い真夏の通勤では、気温30℃を超える炎天下を歩き続け、オフィスに到着すると今度は、急に体が冷やされてしまいます。

体の状況と気温差を見ると、平地で汗だくの状況は夏の登山での登りと同じ状況で、エアコンの効いた25℃の室内は、標高1000mのピークと同じ状況です。

つまり、夏の炎天下の通勤時の状況と登山の状況はよく似ているのです

登山ウェアの汗対策はピカイチ

なぜ、「夏の通勤の汗対策に登山インナーなのか…?」と言うと、登山は多量の汗をかくアクティビティであるため、登山用のインナーは汗対策がなによりも十分に考えられているからです。

登山では一度汗をかいた状態で、休憩すると汗による冷えが起きやすい。だから、汗をすばやく肌から吸収し、それを外側に発散しつつ、乾燥させる機能をもっています。

さらに、他のスポーツと違って泊り登山の場合は、同じインナーを2日、3日と着用し続けたりもします。

だから、抗菌・防臭効果のある素材が使われたり、そうした加工が施されています。

こんな人におすすめ!

真夏の炎天下での通勤の汗の対策として登山ウェアを活用する場合、以下のような人におすすめします。

  1. 通勤時にかいた汗が、オフィスのエアコンで急に冷やされ寒くなってしまう。
    →登山でも同じ状況が起こります。だから、登山のウェアでは吸った汗を早く乾燥させる作りになっています。
  2. 汗のニオイが気になっている
    →登山では多量の汗をかくのに、1日中インナーを着続けます。泊りなら2、3日同じインナーという場合もあります。(着替えをする人もいますが。)だから、抗菌・防臭効果が施されています。
  3. 職場での着替えが難しい、面倒な場合。
    →夏の炎天下の通勤の汗の対策として職場で着替えてしまう方法があります。ただし、着替えが難しい場合や面倒なときに、インナーウェアを変えてみることをおすすめします。
  4. 多量の汗による衣服のベタベタ感をなくしたい
    →これも着替えと汗の拭き取りで対策できますが、この方法が難しい場合や面倒なときに、インナーウェアを変えてみることをおすすめします。

登山用インナーウェアの選び方

登山用のウェアはレイヤー(層)の考えがあるため、最も身体に近いレイヤーであるインナーウェアのことを「ベースレイヤー」と言います。

ベースレイヤー(インナーウェア、アンダーウェア)を選ぶときに注意するポイントを下記にまとめました。

①製品の素材(繊維)に着目する

綿(コットン)で作られた製品、綿(コットン)の割合が多い製品は避けるようにします。理由は、綿(コットン)は肌触りは良いですが、水分を保持しやすく乾きにくい点がデメリットになってしまうためです。

そのため、製品の素材(繊維)は化学繊維であるポリエステルポリウレタン、または、天然繊維のメリノウールが使われている製品を選びます。基本的に登山用のインナーウェア(ベースレイヤー)であれば、これに該当しているはずです。

②サイズは自分の身体にフィットするものを選ぶ

自分の体のサイズにジャストフィットするものを選びます。ベースレイヤー(インナーウェア)は肌表面から出た汗を吸収する役割があります。

自分の体よりも大きなサイズのウェアでは肌とウェアの間に余分な空間ができ、汗を十分に吸収する効果が得られなくなってしまいます。

逆に、自分の体よりも小さなサイズのウェアでは締め付けられ動きにくくなってしまいます。製品についているS、M、Lの表記では選ばず、自分の体のチェストや腰回りをメジャーで計った数値を基準に選ぶことをおすすめします。

特に、海外メーカーの場合は、製造国の基準でS、M、Lの大きさが決められているため、日本人のサイズ感覚とは違う場合があります。なので、S、M、Lの表記だけを頼りに選ぶのではなく、自分の体の実測値を基準にサイズを選ぶようにします。

③ベースレイヤーの下にドライレイヤーを着用するか

汗の多い夏には、ベースレイヤーのさらに下(内側)にドライレイヤーを着用するという方法もあります。
ドライレイヤーとは、水をはじく撥水加工された繊維を網目状に織ったTシャツやノースリーブタイプの肌着です。(※ちなみに『ドライレイヤー』とは、ファイントラック社の登録商標です。)
撥水加工をしているため、汗をしみこまず、はじくことで体の表面の汗をすばやく外側のベースレイヤに渡すような役割をします。汗を受け取ったベースレイヤーは汗を吸収し、さらに外側に逃がす働きをします。ドライレイヤーが存在することで、汗をかいても衣服のベタつき感が大幅になくなり、動きやすく、快適になるという効果が得られます。

ベースレイヤーの下にドライレイヤーを着用した場合のイメージはコチラ↓です。

 

 

 

一方で、ベースレイヤーのみの場合のイメージはコチラ↓です。
 
ベースレイヤー+ドライレイヤーの方が肌への貼り付き・ベタつき感では勝っています。しかし、コスト面や2枚着用することで保温性が高めになるなどのデメリットもあります。どちらを選ぶかは総合的に判断する必要があります。
ミレー(Millet)のドライナミックは方法は違えど、ドライレイヤーと同じコンセプトで開発されたベースレイヤーの下に着用するウェアです。ドライナミックの場合は、嵩のある網目構造をしており網目から汗がベースレイヤーに吸い出されるイメージです。

④インナーの「透け」対策はカラー選びも重要

登山のインナーウェアは黒や茶色、緑など濃い色が多く白は少ない傾向があります。

ビジネスウェアのアンダーとして着る場合、黒などの濃い色はYシャツから透けて見えてしまうため、避けた方が無難です。

「透け」が気になる場合は、白がベストです。しかし、登山ウェアで白は少な目なので、グレーや淡い水色などの色を選ぶようにします。

⑤首元のタイプはVネック

ビジネスウェアのアンダーとして着る場合、Vネックだと、Yシャツから見えにくくなるため、ビジネスウェアとの組合せに最適です。

製品のラインナップにVネックのバリエーションがある場合は、Vネックを選ぶことをおすすめします。

おすすめの登山インナーウェア(ベースレイヤー)

登山メーカーごとにおすすめのインナーウェア(ベースレイヤー)をご紹介します。

【モンベル(mont-bell)】

日本のメーカーであり堅実な製品としておすすめなのが「モンベル(mont-bell)」のジオラインシリーズです。日本特有のじめじめした気候に対応するように繊維から独自に開発しているメーカーです。

【半袖】ジオライン L.W. VネックTシャツ Men's

薄手で速乾性に優れた素材を使用しています。伸縮性にも優れています。Vネックなのでシャツなどの下にも着用しやすくなっています。カラーがホワイトなので、夏の通勤時のYシャツのインナーウェアとしてもおすすめです。

【素材】ジオライン(ポリエステル)100%  化学繊維
【平均重量】100g
【カラー】ホワイト(WT)
【サイズ】S、M、L、XL

https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107489

【半袖】スーパーメリノウール L.W. Tシャツ Men's

薄手ながら高い保温性を実現したTシャツです。薄手なため、レイヤリングしやすいボリューム感です。伸縮性にも優れています。メリノウールの繊維の特徴で汗冷えを感じにくい。天然素材ならではの防臭性が期待できます。

【素材】ウール92%+ナイロン8%  (天然素材+化学繊維)
【平均重量】105g
【カラー】ブラック(BK)、シルバー(SV)
【サイズ】XS、S、M、L、XL

https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107665

【ファイントラック(finetrack)】

ファイントラック(finetrack)も日本のメーカーです。ファイントラックもモンベルと同様に繊維から独自に開発しているメーカーです。

モンベルと比較すると、より特別なシチュエーションに対応した製品開発をしている印象です。

【半袖】ネオリーフ・ネオリーフエスト

ネオリーフは心地良い肌触りとアウトドアシーンで必要な機能性を融合させたベースレイヤーです。トリアセテート繊維をポリエステルやナイロンと複合させ、しっとりとした柔らかな肌触りと優れた吸汗速乾性を両立。蒸し暑い日本のアウトドアフィールドも快適に過ごせます。

ネオリーフエストは、肌への着用ストレスを抑える仕様にこだわった、身体に優しくフィットする肌思いウエアです。ネオリーフよりもフィット感があります。リバーシブル天竺編の生地に編立てることで、肌触りの優しさとストレッチ性の高さを実現。縫い目は肌に優しいフラットシーマを採用しています。

ネオリーフ・ネオリーフエストには、通勤用に肌着として着ても目立たない白色やグレーがあります。

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重量 120g

おすすめの登山インナーウェア(ドライレイヤー)

登山メーカーごとにおすすめのインナーウェア(ドライレイヤー)をご紹介します。

ドライレイヤーとは、素肌に直接触れる一番内側のレイヤーで、汗を肌から引き離し、外側に逃がすことで、肌表面のドライ感を保つ役割を持ちます。

ドライレイヤーを使わずベースレイヤーだけでも十分快適な場合は多く、その場合は問題はありません。

しかし、汗を大量にかく場合には、ドライレイヤー+ベースレイヤーを組み合わせたインナーをおすすめします。

ドライレイヤーはレイヤリングによって優れた機能を発揮します。ドライレイヤーの上(外側)には、必ずフィットする吸汗性のあるベースレイヤーを着用することを強くおすすめします。

そうしないと、ベースレイヤーとドライレイヤーを組み合わせている効果が半減してしまいます。

【ファイントラック(finetrack)】

ファイントラック(finetrack)も日本のメーカーです。ファイントラックもモンベルと同様に繊維から独自に開発しているメーカーです。

モンベルと比較すると、より特別なシチュエーションに対応した製品開発をしている印象です。

【半袖】ドライレイヤー ベーシック

高度な紡糸、および延伸技術により作られたポリエステルに、特殊な撥水処理と汗の濡れ戻りを低減する編みの工夫を加えた、汗が通過しやすく、濡れ戻りしにくい非常に薄い耐久撥水素材のドライレイヤーです。

ドライレイヤーは、ベーシック、クール、ウォームと3シリーズがありますが、通勤用に使うとしたらバランスがいいのはオールラウンドに設計された「ベーシック」です。クールはトレイルランニングなどのより汗を常時かくようなアクティビティ向けで、ウォームは保温性が必要な厳冬期向きの作りです。

【素材】ポリエステル100%
【重量】46g
【カラー】ペイルグレー(PA)、オリーブドラブ(OD)、ブラック(BK)
【サイズ】S、M、L、XL、XXL

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¥6,985(2024/12/22 02:03時点)
【カラー】ブラック、ペイルグレー

女性にはドライレイヤークールにペイルグレー色があります。白ではなくグレー色にはなりますが、透けにくい色です。

【ミレー(Millet)]】 ドライナミックシリーズ

ミレー(Millet)は、フランス発祥の老舗のアウトドアブランドです。

特に登山バックパックに定評があり、世界で初めて化学繊維であるナイロンを使ったバックパックを製造するなど、常に新しい素材や技術を活用した製品創りをしている印象です。

【半袖】ドライナミック メッシュ ショートスリーブ

ドライナミックは、ファイントラックのドライレイヤーと同じく、ベースレイヤーの下(内側)に着用し、肌から汗を引き離して外側の吸汗性のあるベースレイヤーに汗を移行させることを目的としています。ファイントラックとの違いは、完全な網状で繊維に厚みを持たせることで肌にべったりとベースレイヤーが貼り付くことがないようにする発想です。

ビジネス的に合う色は、ライトグレーが近いと思います。

【素材】ポリプロピレン66%, ナイロン28%, ポリウレタン6%
【重量】110g
【カラー】BLACK - NOIR(黒)、LIGHT GREY(ライトグレー)
【サイズ】EU S/M、EU L/XL、EU XXL

熱遮断してくれる日傘

表面には日射しを反射するシルバーコーティング、裏面は黒くすることで遮熱効果を高めた晴雨兼用の折りたたみ傘です。UVカット率99.7%で、炎天下の直射日光による日焼け、発汗対策におすすめです。

mont-bell サンブロックアンブレラ 折りたたみ
Mont-bell(モンベル)
遮熱性能が高く、UVカット率99.7%を実現した晴雨兼用の軽量傘です。炎天下のトレッキングなどでの熱中症対策に最適です。表面には日射しを反射するシルバーコーティングを施し、裏面は黒くすることで優れた遮熱効果を実現しています。親骨には軽量で強度を備えたカーボンを8本使用した、丈夫な構造です。

まとめ

真夏の炎天下での通勤の汗の対策!登山ウェアの活用方法!
  • 通勤で登山インナーを活用するなら、一番のおすすめは、ファイントラックのネオリーフシリーズです!

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