養老渓谷の滝をめぐる|滝めぐりコースの行き方と駐車場

養老渓谷 滝 滝めぐりコース 駐車場 山の情報

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千葉県房総半島の養老渓谷の名瀑「粟又の滝」はご存知でしょうか?

「粟又の滝」は、末広がりのシルエットをしていることからご利益のある滝と言われています。

新緑の季節や紅葉の季節は特に観光客が多く賑わう場所でもあります。養老渓谷はあるきやすい遊歩道が設置されたハイキングコースが整備されています。

この記事では、養老渓谷にある滝をめぐるハイキングコースの行き方やおすすめの駐車場、ペット(犬)を連れて行くことが可能なのか?などを解説しています。

養老渓谷の基礎知識

千葉県夷隅郡大多喜町(いすみぐんおおたきまち)を流れる養老川周辺の渓谷一帯が「養老渓谷(ようろうけいこく)」と呼ばれています。

自然が豊か、川の水がきれいなエリアで、遊歩道が整備されておりハイキングが楽しめます。ハイキング以外にも川遊び、釣り、バーベキュー、温泉など、自然の中で行う多様なアクティビティが楽しめる場所となっています。

東京都心から車で約2時間、電車で約2時間30分でのアクセスが可能なエリアで、新緑の季節や紅葉の季節は多くの観光客で賑わいます。

養老渓谷のおすすめハイキングコース

養老渓谷はいくつかのハイキングコースがありますが、高低差がほとんどなく、房総一の名瀑と言われる粟又の滝を観賞する『滝めぐり遊歩道コース』をご紹介します。

滝めぐり遊歩道コース
  • 距離:約3.5km
  • 所要時間:1.5時間

『滝めぐりコース』は、養老川に沿って整備された遊歩道を歩き、途中にあるいくつかの滝をめぐるハイキングコースです。

コースの周り方は、①粟又の滝近辺をスタートとする周り方と、②水月寺近辺をスタートとする周り方の2つの周り方があります。

①の周り方の紹介が多いようですが、一番の見どころである「粟又の滝」をコースの後半で見ることができる②の周り方がおすすめです。

<②水月寺近辺をスタートとする周り方の順路>

駐車場(小沢又駐車場) ⇒ 水月寺 ⇒ 小沢又の滝 ⇒ 遊歩道(滝巡り)⇒ 昇竜の滝 ⇒ 見返りの滝 ⇒ 萬代の滝 ⇒ 千代の滝 ⇒ 粟又の滝 ⇒ 滝見苑 ⇒ 道路 ⇒ 展望台 ⇒ 道路 ⇒ 駐車場に戻る

※スタート地点である駐車場は、有料駐車場です。1日¥500円の駐車料金がかかります。

滝めぐり遊歩道コース内の主要なスポットは?

  • 水月寺
    水月寺(すいげつじ)は新緑の頃に、境内の岩ツツジが有名なお寺です。岩ツツジはお寺の住職が、種から育てたそうです。境内のツツジは約500本で、見ごろは3月下旬~4月下旬。
  • 小沢又の滝
    幻の滝とも呼ばれている入場料が必要な滝です。滝は落差もあり間近で見られるため迫力があります。
  • 粟又の滝(養老の滝)
    粟又の滝は、養老渓谷を代表する名所であり、新緑シーズンや紅葉シーズンに多くの観光客が訪れるスポットです。

最寄の駐車場

滝めぐりコースを上記②の周り方で行くためには、小沢又駐車場を利用するのがおすすめです。バス停の「原ノ台」のすぐ近くです。

この駐車場は有料で駐車料金が1日¥500円です。営業時間はだいたい朝8:30くらいから開いているようです。

無人の場合はポストに駐車料金を入れるタイプの駐車場です。

養老渓谷 小沢又駐車場

小沢又駐車場の地図は、コチラです。

服装・靴は?

滝めぐりコースの川沿いはアップダウンはほぼありません。

なので、普通のスニーカーでも歩くことはできます。ただし、渓谷沿いを歩くので、多少靴が水に濡れることもあり得ます。そのため、軽登山向けのトレッキングシューズの方が歩きやすいと思います。

川で水遊びをする予定ならば、濡れた岩場でも滑りにくいサンダルがおすすめです。

服装は、登山と違って登り坂を歩き続けるわけではないので、真夏以外は長袖が適しています。

上記で紹介した②の周り方だと、ルート後半の道路を歩くときに天気のいい日だと直射日光を浴びるので、長袖と帽子があれば日焼け対策になります。

滝めぐりコースのおすすめ順路

駐車場を出発すると道中にはこのような道しるべがありますので、迷うことはありません。

4月~5月は岩つつじが見ごろを迎えます。この近くの水月寺も岩つつじが有名なお寺です。

水月寺⇒小沢又の滝を過ぎ、遊歩道に入るところで渡る橋です。

遊歩道は歩きやすいよう整備されています。

所々、歩道がない場所がありますが、歩行に問題はありません。歩道が途切れている箇所は支流があるためで、支流の奥に滝がある場合があります。

川沿いをずっと歩きます。川の水は澄んでいてとてもきれいです。

新緑の季節は緑が鮮やかです。

万代の滝(ばんだいの滝)

養老渓谷 万代の滝
養老渓谷 万代の滝

千代の滝

千代の滝は写真だとわかりにくいのですが、遠くに水が流れ落ちる静かな滝が見えました。

養老渓谷 千代の滝

川の流れが緩やかな場所では、川に入って遊ぶことができます。養老渓谷は、ヤモリやサワガニなどの水辺の生き物が豊富です!

粟又の滝

粟又の滝(養老の滝)が見えてきました。

末広がりの形をしたご利益のある滝と言われています。滝があるため、ひんやりした空気が漂っています。

養老渓谷 粟又の滝
養老渓谷 粟又の滝

粟又の滝を過ぎると、けっこう急な階段を上がって、道路に出ます。

道路の粟又の滝のある方は『YAMANEKO ジェラテリア』というアイス屋さんがあります。

『YAMANEKO』は道路を挟んで建物が2軒あります。こちらでは、巣蜜はちみつソフトクリームやジェラートなどがありました。

暑い日にはここで飲み物やソフトクリームで水分を補給すると良いと思います。

養老渓谷 YAMANEKO ソフトクリーム

そして、道路を挟んで滝見苑のある方にもう1軒の『YAMANEKO』があります。

こちらは、食事やスイーツ、かき氷などのメニューが食べられます。

養老渓谷 YAMANEKO ソフトクリーム

展望台からの眺めです。左上に「粟又の滝」が見えています。


ペットは連れていけるか?

遊歩道が整備されていますので、小型犬でも問題なく歩行できます。

ただし、ところどころ急な階段や飛び石がありますので、そこは飼い主が抱っこで通過する必要があります。

養老渓谷温泉

養老渓谷には、「養老渓谷温泉」と呼ばれる温泉街があります。

温泉の歴史的には大正時代からだそうで、あまり古くからあるわけではありません。しかし、昭和の高度経済成長期には、観光と療養の両面をあわせ持つ温泉として人気があったようです。

温泉の泉質は、黒褐色でややとろみがあり、「黒湯」と呼ばれています。

養老渓谷温泉のお宿は、山菜やキノコなどの山の幸、川魚、海も近いので海の幸と地産地消による新鮮な食べ物が魅力です。

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・養老渓谷には養老渓谷温泉があります。
・養老渓谷周辺の温泉旅館や宿を検索できます。
・じゃらん、楽天トラベル、JTB、Yahoo!トラベルから選べます。

まとめ

養老渓谷の滝めぐりコースの行き方と駐車場
  • 養老渓谷のハイキングは遊歩道が設置された川沿いを歩く「滝めぐりコース」がおすすめです。
  • スタート地点を「小沢又駐車場」とすると、ルート後半に最大の見どころである「粟又の滝」を持ってくることができる点がメリットです。
  • 靴は水に濡れてもよい装備で。水遊びをするなら滑りにくいサンダルがおすすめです。
  • ペット(小型犬)も連れて行くことができます。ただし、飼い主のだっこサポートが必要な箇所もあります。
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